車の下取りが最強だと言う都市伝説
2012年05月09日
最近は車の買取業者が幅を利かせていますね。
車屋の営業マン曰く、もう無理に下取りに出してくれなくても良いとの事です。
これがどういう事かと言いますと、下取りで無理して利益を減らすくらいなら、新車を買ってくれるだけで良いと言う事ですね。
要するに複数の買取り屋と価格競争になって無理したくないと言うことです。
それが何を意味するのか?
これからの時代は、車を売る所と車を買う所を別にするのがスタンダードだって事ですね。
そんな面倒をしたくないって人は、これまで通り下取りに出してよいと思いますよ。
でも少しでも高く売って得したいって人は、買い取り屋を複数比較するのが最良の選択でしょうね。
例えば車の下取り先をどこにするかはオーナーの自由だ! ってサイトに、車の下取り - あるある事例なんて書いてありましたが、本当にその通りでしょうね。
強い所が勝ち残る!
お客さんに満足されるサービスが生き残る!
それが市場原理だと思います。
大手の買取り店と呼ばれる業者は、下取りから客を奪うのがシェアを伸ばす為に最重要項目でしょうし、その為には相場や価格を上げなければ勝てない事も知っています。
ですから価格や相場を上げるために、自社でネットワークを構築して、オークションを通さずに買取した車を捌く手段も手に入れています。
普通の新車ディーラー系のネットワークも大きいですが、大体は各県別に会社が異なりますし、自社の中古車販売店で下取りした車を捌ききれませんから、オークションに出すしかありません。
そうなるとやはり強気な価格は提示できず、無難な数字しか出せない事になります。
車屋は車を売ればいい。
買い取り屋は車を買えばいい。
これまで下取りに力をいれずに、あやふやな事をやってきた為に、商才のある買い取り業者にオイシイ所を持っていかれた感じですかね。
まあ買い取りの市場も混沌としているようですから、今はそれほどオイシイ所でもないのでしょうが。