火球(ファイアボール)って知ってます?
2011年02月09日
先日ニュースサイトを見ていて火球(ファイアボール)と言う言葉を初めて知ったのですが、実は若かりし頃に一度見た事があるのです。
あっ!火球(ファイアボール)って言っても、スーパーマリオやその他ゲームで出てくるアレじゃ無いですよ(笑)
本物の火球(ファイアボール)です。
いつ見たかというと、かなり昔の事なので記憶がアヤフヤなのですが、16歳か17歳の頃だったと思います。
夜中まで友人と語り明かした後に、朝日を見に行こうって事になり、バイクでフェリー埠頭に行って、防波堤で朝焼けを見ていた時に見ました。
ボーっと真正面に広がる海と空を見ていた時です。
突然ぼんやりと空の真ん中辺りが明るくなり始めました。
前夜は語り明かして寝ていない状況だったので、すこし寝ぼけ気味で朝日が出てきたのかと思いましたが、よく考えると空と海の境ではなく空の真ん中辺りが明るく始めたのです。
その光は段々大きくなっていき、海のほうへ徐々に落ちていきます。
大きさは太陽(朝日)と錯覚するくらいの大きさでしたから、結構な大きさだったと記憶しています。
この時、すでに朝日ではない自分の知らない得体の知れないものが光っていると確信したのですが、声も出す事は無くその光景を呆然と眺めていました。
そして不思議な事に、好奇心旺盛な隣に居た友人も声を出しませんでした。
かなり長い時間に感じましたが、実際の時間は短かったのかもしれません。
その光が海に落ちたのか、海に落ちる前に燃え尽きたのかの忘れてしましましたが、その光が消えた後しばらくは動けませんでした。
あれは何だったのだろう?
流れ星か?隕石か?衛星でも落ちたのか?
もしかしたら、これから大爆発が起こるのではないか?
などなど考えていた気がします。
しばらく経って、隣にいる博学な友人に今の光は何だったのだろうと声をかけると、信じられない回答が帰ってきました。
友人「ん?何が?」
そうです。
彼は声を出さなかったのではなく寝てたのです・・・。
自分「本当に見てないの?あんなに明るかったのに!」
友人「見てないよ。」
あの特大の流れ星のような物体を見ていない友人に、それ以上かける言葉は見つかりませんでした・・・。
その後、二人で無事に朝日を拝んで家路につきました。
あれから十数年が経ち、当時はインターネットなんて物はありませんでしたので、アホなオレに調べるすべなど無くその正体も知らず、その出来事も半ば忘れて暮らしていたのですが、先日やっと正体を知る事が出来ました。
火球(ファイアボール) - Wikipedia